【ショアジギ アシストフックの選び方】本数や針の形状による違いなどを徹底的に解説します!釣り場や狙いの魚種に合わせて最適なアシストフックを選択しよう♪

釣り
釣り

みなさんこんにちは、タコ美です^^
本日は、ジギングで使用するアシストフックの選び方をご紹介します。

アシストフックって、本当に色々種類がありますよね。本数だったり針の向きだったり長さだったり。本日はそんなアシストフックについて、それぞれの種類による特徴と選び方を徹底的にご紹介します。この記事さえ読めば、あなたの釣りにぴったりのアシストフックが見つかること間違いなし!魚種別におすすめのアシストフックもご紹介しますので、手っ取り早く最適なアシストフックが知りたい方は、そちらをご覧ください。

最適なアシストフックを選んで、一緒に狙った大物を釣り上げましょう☺

アシストフックの基本の選び方

狙う魚種に合わせて針の大きさを選ぶ

アシストフックを選ぶ際に一番大切なことは、狙う魚に合わせて針のサイズから選ぶことです。アシストフックの種類による特徴以上に、針のサイズは重要な要素です。小型の魚に対して、針が大きすぎると当然針掛りが悪くなります。一方で大型の魚に対して針が小さすぎると、大型の魚の硬い口に対して針の強度が足りず、しっかりと深く針が刺さりません。その結果、無理な力がかかり、針が変形してしまい、バラシにつながります。このように、せっかくあたりがあっても針のサイズが魚に合っていないと釣り上げることができません。そのため針のサイズは最重要項目となっています。狙う魚種による針のサイズの目安は、「対象魚別おすすめアシストフック」で解説します。

メタルジグと針のサイズバランスを合わせる

アシストフックを選ぶ際、次に大切なことは、使用するメタルジグと針のサイズバランスを合わせることです。サイズバランスには、メタルジグの長さに対するバランスと横幅に対するバランスがあります。長さについては、針が大体メタルジグの1/3くらいになるようなバランスが◎


一方、メタルジグの横幅に対する針の大きさのバランスは、同じ大きさ以外(大きめか小さめ)のものを選んでください。

メタルジグの横幅と針の幅

×:ジグの横幅=針の幅

〇:ジグの横幅<針の幅

〇:ジグの横幅>針の幅

針の大きさとメタルジグの横幅が同じくらいだと、針がメタルジグを抱く、というトラブルが発生しやすくなります。

アシストフックがメタルジグを抱いてしまうトラブル

メタルジグよりも針を大きくするか小さくするかは、好みにもよりますがシングルアシストフック(1本針)なら大きめの針、ツインアシストフック(2本針)ならば小さめの針がおすすめです。

その日の状況や釣り場に合わせてアシストフックの種類を選ぶ

アシストフックとメタルジグのサイズが決まったら、最後にその日の状況や釣り場に合わせてアシストフックの種類を選びます。各アシストフックの特徴は、「アシストフックの種類と特徴」でご説明するので、メリット・デメリットを考慮して、その日に最適なものを選んでください。また魚種によってもお勧めの仕掛けがありますので、そちらから選びたい方は、「対象魚別おすすめアシストフック」をご参考ください。

アシストフックの針の選び方

大きさ

針の大きさは、狙う魚種によって選びます。時期や釣り場によっても変わってくるので、これにはこれ!という決まったサイズはありませんが、参考までに魚種とおすすめの針サイズをご紹介します。

魚種針サイズ
大型青物(ブリ・ヒラマサ・カンパチ・サワラ)5/0またはそれ以上LL
中型青物(ワラサ・サゴシ)3/0~4/0M~L
小型青物(イナダ・ショゴ)1/0~2/0S~M
根魚、タイ、シーバスなど1/0またはそれ以下S

太さ

アシストフックの針には、太軸と細軸(+中軸)があります。太軸の方が耐久性が高く、細軸の方が針掛が良い、という特徴があります。こちらは狙う魚の大きさによって決められるとよいかと思います。大型の青物などを狙う場合は太軸、それ以外の場合は中軸~細軸がおすすめです。

飾りの有無

アシストフックには、ビーズやティンセル、蛍光シートなどの飾りがついているものもあります。こちらはアピール力を高める効果が期待できますが、反面水流の抵抗を生んでしまうため、メタルジグのアクションに悪影響を与えてしまう可能性もあります。飾り付きのアシストフックを使用する場合は、まずメタルジグに取り付けた状態で、一度アクションに問題ないか確認してから使用することをお勧めします。

シングルアシストフック

トラブルが少なく手返し抜群、フッキングの深さもうれしい1本針アシストフック

  • トラブルが少ない
  • 手返しがよい
  • 一度フッキングすれば針掛かりが深い
  • ツインアシストフックよりフッキング率が劣る
  • じゃれつくようなバイトや捕食が下手な魚は針掛かりしづらい

シングルアシストフックのメリットは、その扱いやすさです。ツインアシストフックに比べて、針がラインやジグに絡まるといったトラブルが格段に少なく、根掛りもしづらいです。また、一度フッキングすれば、力が一点に集中するため深く針掛りしやすいというメリットもあります。そのため、中型~大型の青物で、首振りをするような魚には、フックアウト防止のためシングルアシストフックが向いています。
一方で、やはりツインアシストフックに比べるとフッキング率は下がります。そのためヒラメや太刀魚など捕食が下手な魚には向いておらず、ジグにじゃれついてくるようなあたりも、フッキングにもっていくのが難しい、というデメリットもあります。

ツインアシストフック

フッキング率の高さが魅力、とにかく針にかけたいときの2本針アシストフック

  • フッキング率が高い
  • まれに2本の針にそれぞれ魚がかかることがある
  • トラブルが多い
  • 針掛かりが浅くなりがち

ツインアシストフックのメリットは、なんといってもそのフッキング率の高さです。針が2本あるため、ジグにアタックしてきた魚が針にかかる可能性が高いです。またフックを2本ともフッキングさせることができれば、ファイト中に仮に1本が外れてしまっても、もう1本が外れなけば釣り上げることが可能です。そのため、じゃれついてくるようなあたりがあるのに、なかなかフッキングしないときは、ツインアシストフックが向いています。
一方で、針がラインやジグに絡まるといったトラブルはやはり多くなります。また根掛り率も高いです。そのため、ストラクチャーが多い釣り場やジギングにあまり慣れていない場合は、シングルアシストフックの方が向いていることが多いです。

またツインアシストフックには、針の向きや段差の有無などの違いもあります。それらの違いによる特性についても簡単にご紹介します。

針の向き

外向き

あたりがあったら、とにかく針にかけたい時におすすめ
「段差あり」との相性◎

  • フッキング率が高い
  • 針がメタルジグを抱くトラブルが少ない
  • 根掛りが多い
  • 糸ふけを出してしまうと糸と絡みやすい

外向きのツインアシストフックは、2本の針が違う方向向いた状態でセットしたアシストフックです。外向きの場合、フッキングポイントが増えるため、メタルジグにアタックしてきた魚がフッキングする確率が高まります。そのため浅いあたりがあるけど針掛かりしない、というときは外向きセットがおすすめです。また針がメタルジグとは違う方向を向いているため、メタルジグを抱いてしまうトラブルも少ないです。メタルジグを激しくアクションさせたり、潮の流れが強い日なんかは、針がメタルジグを抱くトラブルが多く発生するので、そういう場合に外向きのセットは有効です。
一方で、針先がメタルジグよりも外に出ているため、根掛りする可能性は高いです。そのため、ストラクチャーが多い釣り場ではあまり向いていないかもしれません。
またさらにフッキングポイントを増やし、フッキング率を上げるためには、2本のフックの長さを変えて、段差ありにするのが有効です。

内向き

かけた魚を絶対に取りたい時、浅い針掛りでバラシが続いた時におすすめ
「段差なし」との相性◎

  • バラシが少ない
  • 根掛りしづらい
  • 針がメタルジグを抱いてしまうというトラブルが多い

内向きのツインアシストフックは、針が向かい合った方向でセットしたアシストフックです。バラシを抑えたいときに、この向きでセットすることが多いです。2本の針が同じ方向を向いているため、1本に魚がかかると、ファイト中にもう一方の針もフッキングする可能性が上がります。そのため、かけた魚を絶対に取りたいときなどは、内向きツインアシストフックがおすすめです。また針が内側を向いているため、根掛りがしづらいというメリットもあります。
一方で、内向きのセットは、針がメタルジグを抱いてしまうトラブルが起きやすいです。このトラブルは、特にフックサイズがメタルジグの横幅と同じくらいのサイズの時に起こりやすいため、フックサイズをメタルジグよりも大きくするか、小さくするのが有効です。
またバラシを抑えるという特性を生かすために、2本のフックは段差なしの同じ長さにするのが有効です。

針の段差

段差あり

フックポイントを増やしてフッキング率を上げたいなら段差あり!
外向きセットとの相性◎

2本の針の長さを変え、フックポイントの位置をずらした仕掛けが「段差あり」です。フックポイントが増えるため、フックポイントがない部分に魚がアタックする可能性が減るので、フッキング率が向上します。あたりが少なくて、魚が来たらとにかく針にかけたい!というときには段差ありを使います。同じような目的で使用する、外向きセットと相性が良いです。

段差なし

1点のフックポイントに針を集中させ、かけた魚をばらさないなら段差なし!
内向きセットとの相性◎

2本の針の長さを同じにし、メタルジグの同じ部分にフックポイントが来るようにセットした仕掛けが「段差なし」です。1点のポイントにフックが2本あるため、魚がかかった時に2本ともフッキングする可能性が高くなり、バラシが減ります。
同じような目的で使用する、内向きセットと相性が良いです。

対象魚別おすすめアシストフック

魚種種類市販アシストフック
大型青物(ヒラマサ、ブリ、カンパチ)シングルフック、太軸<Shaut!> パワーアシスト
中型青物(ワラサ)シングルまたはツインフック、太軸<オーナー>カルティバ  ジガーライト段差早掛
小型青物(イナダ・ショゴ)、シーバス、タイシングルまたはツインフック、細軸<カツイチ> デコイ ツインパイク
根魚ダブルフック、細軸<オーナー>カルティバ ジガーライトツインシワリ
タチウオ・サゴシダブルフック(ワイヤー)、細軸<オーナー> ワイヤーコアフック
ヒラメダブルフック、細軸<VANFOOK>ジゲン スーパーライトツイン

市販のアシストフックおすすめ

<カツイチ> デコイ ツインパイク

<オーナー>カルティバ ジガーライトツインシワリ

<オーナー>カルティバ ジガーライト段差早掛

<Shaut!> パワーアシスト

<VANFOOK>ジゲン スーパーライトツイン

<オーナー>ワイヤーコアフック

コメント

タイトルとURLをコピーしました