本日は、観光庁が進めているGoToトラベルキャンペーンの事後還元申請について、必要書類も含めて申請方法をご紹介します。
GoToトラベルキャンペーンについて
GoToトラベルキャンペーンとは、キャンペーン期間における「宿泊を伴う、または日帰りの国内旅行の代金総額の1/2相当額を国が支援する事業」です。
GoToトラベルキャンペーンの詳細につきましては、観光庁のHPをご参考ください。
事後還元申請について 2020年9月14日締め切り!
現在、以下の条件を満たす旅行について、GoToトラベルキャンペーンの事後還元申請を行っています。ちなみに事後還元申請の締め切りは、2020年9月14日となっておりますので、該当される方は早めの申請が必要です!
GoToトラベルキャンペーンの事後申請条件
①+②または①+③の条件を満たす旅行である場合、旅行代金の35%に相当する額の還付を申請することができます。
①7月22日(水)以降に開始し、8月31日(月)までに終了する旅行である。
+
②旅行業者を通じた予約で、旅行前に支払った場合
1)Go To トラベル参画事業者として登録を受けた旅行業者から購入したものである
2)宿泊を伴う旅行の場合、 Go Toトラベル参画事業者として登録を受けた宿泊施設である
or
③宿泊施設で直接予約または予約サイト等で予約を行い、料金を宿泊施設で支払った場合
1)宿泊施設が、Go Toトラベル参画事業者として登録を受けている
なお上記の該当条件のうち、
①+②を満たす旅行→自分で還元申請をする必要なし
①+③を満たす旅行→自分で還元申請をする必要あり
ご自身の旅行で利用した旅行会社や予約サイト、宿泊施設がGO TO トラベル事業の対象事業者であるかどうかは、前述の観光庁のGoToトラベルキャンペーンのHPで調べることができます。対象外の業者を利用した旅行の場合は、還元の対象外となりますので、事前にお調べいただくとよいかと思います!
還元申請方法と必要書類
現在、事後還元申請は①郵送での申請と、②オンラインによる申請の2種類の方法があり、観光庁では、オンラインによる申請を推奨しているみたいです。なお申請に必要な書類に違いはありません。
ちなみに郵送で申請する場合、送付先は以下になります。郵送先は観光庁ではないため、ご注意ください。
〒105-0003
東京都港区西新橋1丁目 24−14 西新橋一丁目ビル6階
Go To トラベル事務局 還付申請係 宛
また、還元申請に必要な書類は以下の通りになります。以下の書類のうち、「支払内訳がわかる書類」及び「宿泊証明書」については、旅行時に宿泊施設でもらっておく必要があるため、注意が必要です。
- 事後還付申請書
- 支払内訳がわかる書類(領収書、支払い内訳書など)
- 宿泊証明書(氏名、宿泊日、宿泊人数などの情報が記載されているもの)
- 口座確認書
- 口座番号を確認できる書類(通帳の写し、キャッシュカードの写し等)
- 代表者の住所が確認できる書類(免許証の写し、健康保険証の写し等)
- 同行者居住地証明書
各書類の詳細について、簡単にご説明します。
事後還付申請書
GoToトラベルキャンペーンのHPから書式をダウンロードし、必要事項を記入して添付します。HPには記入例も載っているので、それに倣って必要事項を記入すればよいので、簡単です。ちなみに2泊以上の旅行で宿泊施設が異なる場合、複数の申請が必要です。すなわち2泊以上の旅行でも、1施設で連泊した場合は事後還付申請書は1枚でよいですが、複数の宿泊施設に宿泊した場合、各施設ごとに還付申請書の作成が必要です。
支払内訳がわかる書類
こちらは、旅行時に宿泊施設でもらう必要があります。支払内訳が記載された領収書、支払内訳書などが該当します。宿泊施設によっては、事後の領収書の再発行ができないところもありますので、必ずもらうよう注意してください。ちなみに家族でご旅行し、全員分まとめて還元申請する場合は、支払い内訳がわかる書類は1枚で大丈夫です。
宿泊証明書
こちらも、旅行時に宿泊施設でもらう必要があります。宿泊証明書、というのはどういったものかいまいちピンとこない方も多いと思いますが、GoToトラベルの登録事業者であれば、「GoToトラベルの還元申請のための宿泊証明書をください」といえば、必要な書類を発行してくれます。(言わなくても発行してくれるとは思いますが、念のため😓)ちなみにこちらの書類も家族でご旅行し、全員分まとめて還元申請する場合は、1枚で大丈夫です。
口座確認書
GoToトラベルキャンペーンのHPから書式をダウンロードし、必要事項を記入して添付します。HPには記入例も載っているので、それに倣って必要事項を記入すればよいので、簡単です。なお口座は代表者のみで大丈夫ですが、口座名義は旅行者本人のものであることが必要です。ちなみに複数の宿泊施設で申請する場合でも、こちらの書類は1枚で大丈夫です。
口座番号を確認できる書類
こちらは、さきほど口座確認書で登録した口座の通帳の写しやキャッシュカードの写し等が該当します。郵送の場合は、通帳やキャッシュカードのコピー、オンライン申請の場合はそれらの写真データ(内容が判別できる解像度のデータ)で大丈夫です。
代表者の住所が確認できる書類
こちらは、旅行代表者の免許証や保険証の写し等が該当します。公的な書類の郵便物でも問題ないかと思います。先ほどと同じく郵送の場合は、免許証や保険証のコピー、オンライン申請の場合はそれらの写真データ(内容が判別できる解像度のデータ)で大丈夫です。
同行者居住地証明書
GoToトラベルキャンペーンのHPから書式をダウンロードし、必要事項を記入して添付します。旅行者が1人の場合は、不要です。HPには記入例も載っているので、それに倣って必要事項を記入すればよいので、簡単です。
オンラインによる還元申請方法(詳細)
実際にオンラインで事後還元申請する際のやり方を、より詳しくご説明します。
①旅行で利用した旅行会社・予約サイト、宿泊施設がGoToトラベル対象事業者であることを確認します。
GoToトラベルキャンペーンのHPの右上にある「対象の事業者を探す」から、ご自身が利用した旅行会社・予約サイト、宿泊施設がGoToトラベルキャンペーンの対象事業者であることを確認します。
②HPからダウンロードして記入する必要がある書類を、ダウンロードする
GoToトラベルキャンペーンのHPの右上にある「還付申請をする」から、還付申請のページにいきます。必要書類のうち、「事後還付申請書」、「口座確認書」、「同行者居住地証明書」はHPからダウンロードして記入します。各書類の後ろのExcelはこちらというところをクリックすると、ダウンロードすることができます。PDFはこちらをクリックするとPDF版がダウンロードできます。ただしExcelであれば、ダウンロードしたデータに、直接必要事項を入力して保存し、申請時にデータを添付して送れるため、オンライン申請の場合はExcelでダウンロードすることをお勧めします!(PDFでダウンロードした場合は、一度印刷して手書きで記入後、電子データとして取り込む、という作業が必要です)
- 事後還付申請書
- 支払内訳がわかる書類(領収書、支払い内訳書など)
- 宿泊証明書(氏名、宿泊日、宿泊人数などの情報が記載されているもの)
- 口座確認書
- 口座番号を確認できる書類(通帳の写し、キャッシュカードの写し等)
- 代表者の住所が確認できる書類(免許証の写し、健康保険証の写し等)
- 同行者居住地証明書
③ダウンロードした書類に必要事項を記載する
先ほどダウンロードした書式について、記入例はこちら、というところをクリックして見られる見本を参考に、必要事項を入力します。Excelであれば、ダウンロードしたデータに、直接必要事項を入力して保存します。PDFの場合は、一度印刷して手書きで記入後、PDFとして取り込む、もしくは文字が読める解像度で写真を撮ります。
④必要書類を電子データに変換する
先ほどダウンロードした書式以外の必要な書類(「支払い内訳がわかる書類」、「宿泊証明書」、「口座番号を確認できる書類」、「代表者の住所が確認できる書類」)を、電子データ化します。各書類の詳細は、前項をご参照ください。ちなみに電子データ化するには、①プリンターで取り込んでPDF化する、②文字が読める解像度で写真にとる、の2つの方法があります。
- 事後還付申請書
- 支払内訳がわかる書類(領収書、支払い内訳書など)
- 宿泊証明書(氏名、宿泊日、宿泊人数などの情報が記載されているもの)
- 口座確認書
- 口座番号を確認できる書類(通帳の写し、キャッシュカードの写し等)
- 代表者の住所が確認できる書類(免許証の写し、健康保険証の写し等)
- 同行者居住地証明書
④オンライン申請の画面へいき、必要データを入力する
「オンライン申請はこちら」のボタンから、オンライン申請画面へいきます。オンライン申請画面では、各項目の必要情報を入力していきます。こちらは特に難しいことはありませんので、氏名や旅行日時などを入力していきます。
⑤必要なデータを添付する
下記の書類については、電子データ化しておいた書類を添付する必要があります。「ファイルを選択」というボタンをクリックして、あらかじめ保存して置いたデータを選択すると、データを添付することができます。正しくデータが添付されると、「選択されていません」となっていたところが「(ご自身で設定したファイル名)」に置き換わります。データ添付の際の注意点が2つあります。
- 複数のデータが添付できないため、複数申請を行う場合は1つのデータにまとめる必要がある
- 容量が大きすぎると添付できないため、圧縮する必要がある
複数施設の同時申請を行う際、同一書類が2施設分ある場合はそれらをつなげて2ページとし、1ファイルとして保存する必要があります。エクセルの場合はコピペで済みますが、PDFはつなげる方法がやや煩雑になるため、あらかじめPDF化するときに1ファイルとして取り込んでおく方が楽です。
また、データ容量制限の10MBを超えるデータは添付できません。必要に応じて圧縮してから添付する必要があります。
⑥送信する
必要な項目を入力し、データが添付できたら最後に送信ボタンを押して、データを送信します。無事に送信が完了すると、登録しておいたメールアドレスに、自動返信の受領メールが届きます。(この時点ではまだ還付申請が通ったわけではありません)こちらのメールが届けば、無事還付申請の手続きは完了です。あとは申請が受領されて還付金が振り込まれるのを待つだけです!
ちなみに還付申請が受領された場合、特に連絡もなく還付分が申請した口座に振り込まれるらしいです😓
以上が、GoToトラベルキャンペーンの事後還元申請のやり方になります。
事後還元申請の期日は2020年9月14日となっているので、対象の方はお急ぎください^^
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