皆さんこんにちは、タコちゃんずです😊
本日は、2016年にドイツ・スイスを旅行した際の旅行記②~スイス編~をご紹介します!
スイスでも、ドイツに負けず劣らずの波乱万丈の旅路でしたので、トラブル時の対処法も含めてこれから行かれる方はぜひご参考にしてください♪
7日目 ドイツ~スイス チューリッヒへ
なんとか国際バスのチケットを買いなおすことができ、計画から4時間遅れでスイス、チューリッヒに到着!もうすでに暗くなってきてしまったので、ゆっくり休んで明日に備えるべく、急いでホテルに向かいます。到着したホテルはやや怪しげな外観。何度も名前を確認しますが、このホテルで間違いないようです。仕方ないので、部屋に入ります。
ん…?このホテルどうやって入るんだ…?
家のドアに数字を入力する方式のインターホンがついています。が!!しかし入力する数字がわからない。予約したときに送られてきていた数字(IDやらPassやら)を手あたり次第入力するも開かない。そして予約したホテルにメールを送ってみるも、返事なし。
さぁ困りました。宿無しです。急いで近くに空いているホテルがあるか探します。しかし格安のホテルを予約したせいか、治安悪めの地区で暗い中大荷物で歩き回るのはちょっと怖い…。空腹と疲労と恐怖で気が狂いそうになりながら、20分ほど歩き回るとようやく一軒ホテルを発見!
幸い部屋は空いているようで、1泊1人で約15,000円。この旅行では断トツで高いホテルになってしまいましたが、野宿よりは10,000倍マシです。今回はこのホテルに泊めていただくことにしました。この日はとにかく朝から晩までトラブル続きの1日でした。
格安ホテルに泊まるときは、
- チェックイン時間を確認しておく。
- チェックイン方法を確認しておく。←フロントのないタイプのホテルでは超重要!!
この2点は事前にやっておく(ネット環境が整っていて、返信メールをすぐGoogle翻訳につっこめる状況でやっておけるとよい)必要があると痛感しました。
とりあえず野宿は避けられたので、気を取り直して明日から観光楽しみたいと思います。
8日目 マイエンフェルト観光
この日は、マイエンフェルトに向かいます。マイエンフェルトといえば、あの「アルプスの少女ハイジ」の舞台にもなった場所です!(この観光地をより楽しむために、タコちゃんずは出発前の1週間で「ハイジ」のアニメ、一気見しました。大人が見ても意外と楽しかった♪笑)
マイエンフェルトでは、ハイジの舞台になったハイジ村を観光していきます!ハイジ村へはマイエンフェルト駅からバスで向かいます。
ハイジ村を道なりにどんどん進んでいくと、「ハイジの家」が現れます。ハイジの家はお金(入場料は1人あたり約1,700円ほど)を払うと中に入ることもできます!家の中は、ハイジたちの暮らしぶりが再現されているそうです。タコちゃんずは、1人1,700円という入場料を聞いて、入りませんでした…笑
入場待ちで結構混んでましたしね🙄笑
ハイジの家を通り過ぎると、ハイキング道(結構な登坂)に出ます。このハイキング道を登りきると、頂上に「おんじの家」があるそうなので、頑張って登ります。ハイキング道は、ところどころにハイジに関連する像などが建っており、飽きずに上ることができます♪
1~2時間ほど坂を上ると、ようやく「おんじの家」が見えてきます。個人的には麓の「ハイジの家」よりもこちらの「おんじの家」の方が、ハイジらしさが出ている気がします!「おんじの家」は日本人にはこちらの家の方が、なじみがある方も多いと思いますので、坂を上るのは結構大変ですが、マイエンフェルトに行かれた際はぜひ訪れてみてください!
「おんじの家」観光後は、下山してマイエンフェルト駅からサン・モリッツへ向かいます。サンモリッツには夕方に到着し、ホテルにチェックインしてこの日は終了です。
9日目 サン・モリッツ観光
この日は、サン・モリッツを観光します。天気はあいにくの雨模様。サン・モリッツは、スイスの有名なリゾート地のようで、ブティックのようなお店も多く立ち並び、町全体から優雅な避暑地感が漂っています。
とりあえず天気が悪いので、街をブラブラとしよう、と出かけてみましたが…
5月のスイスは閑散期の用で、ほぼすべてのお店が閉まっている…😱笑
タコちゃんずは旅先で買い物をしたいタイプではないのでまぁよいのですが、やることがありません。仕方ないので、天気が回復すると信じてロープウェイで山を登ってみます。
結果は…まぁご覧の通りです。
悪天候&閑散期のサン・モリッツでできることが尽きてしまったので、この日は休息日にあててゆっくり休養しました。明日以降、また気を取り直して観光します。
10日目 ヴルツブルグ~ローテンブルク観光
この日は、氷河特急に乗って、ツェルマットに向かいます。楽しみにしていたヨーロッパの鉄道旅行です♪昨日より天気も回復していてよかった。
氷河特急の目的地、ツェルマットに到着です🚅ツェルマットは、スイスの有名な山脈「マッターホルン」観光の拠点となる街で、多くの観光客がいました。
ツェルマットは町からもマッターホルンを眺めることができます。ツェルマットの町から見る「マッターホルンおすすめ展望スポット」は、駅からバーンホフ通りをまっすぐ進んでいき、聖マウリシウス教会の手前を左折した先にある橋の上です♪さえぎる建物がない絶好のビュースポットで、おすすめの時間帯は朝焼けまたは夕焼けの時間帯です😊
マッターホルンを見てから、ホテルにチェックインして終了です。明日はゴルナーグラート観光鉄道で、マッターホルンに近づきます!
11日目 マッターホルン観光
この日は朝一にゴルナーグラート登山鉄道で、マッターホルンに近づきます。ローテンボーデン駅で降車して、歩きます。目的はリッフェルブルク湖からみる「逆さマッターホルン」。
ローテンボーデン駅からリッフェルブルク駅までハイキングです。雪が深い&けっこう距離があるせいか、歩いている人はほとんどいません。絶景を独り占めしているみたいで、テンション上がります⤴
なんて思っていたのは最初だけ…!笑
歩くたびにどんどんと埋まっていくほどの深い雪と、方向感覚を失う一面の白銀世界、自分たちしかいないことをのんきに喜んでいる場合ではありませんでした。大ピンチです。もちろんNo wifi。
とにかく自分を信じてまっすぐ歩き続けます。
パニックで気が狂いそうになったところで、ようやくリッフェルブルク駅に到着。
(逆さマッターホルン?もちろん雪に埋まっていて、どこにあったかもわかりませんでした)
リッフェルブルク駅から再び登山鉄道に乗り、一度ツェルマットに戻ります。本当はマッターホルンエクスプレスに乗って、シュヴァルツゼー駅に向かう予定でしたが、白銀世界のマッターホルンは、先ほどのハイキングで大満足(やや過剰摂取?笑)。そこで予定を変更し、ツェルマットの町から歩いて行けるハイキングコースを回りました。
4時間ほどハイキングを楽しんだ後、ホテルに戻りこの日は観光終了です。
降雪地域に旅行する場合は、
- 見たい景色はその日程でも見れるのか(雪で埋まってないか or 雪がとけていないか)
- ハイキング道の閉鎖期間はないか
をちゃんと調べておかなくてはならない、と学びました。
12日目 ユングラウヨッホ観光
この日はツェルマットに別れを告げ、ユングラウヨッホの観光拠点となるグリンデルワルドに向かいます。グリンデルワルドからクライネシャデックを経由し、ユングラウヨッホまで行きます。ちなみにこのユングラウヨッホ行きの鉄道、アホほど高額です。(時期にもよりますが、1人20,000円とか普通にします。2人で50,000円近い…😨)
口座の残高のことはとりあえず忘れて、ユングラウヨッホを観光します。ユングラウヨッホ駅からは、高速エレベーターでスフィンクス展望台まで上がります。ちなみにユングラウヨッホ駅はヨーロッパで一番高い駅らしく、Top of Europeの看板が立っていました。スフィンクス展望台からの眺めは、さすがに高い(高さも値段も)だけあって、圧巻でした!スケールの違いを感じますね😲
そのほかにも氷の道や、氷のテーマパーク的なものもありました。どちらも無料で見ることができます。めちゃくちゃすごいわけではありませんでしたが、タダなので結構楽しめました♪
ユングラウヨッホを堪能した後は、グリンデルワルドまで戻りホテルにチェックインします。
13日目 ケルン観光
この日はグリンデルワルドから観光地ベルンへ向かいます。ベルンは町全体に観光スポットが点在しており、歩いて町をめぐります。
徒歩でベルンのほぼ全部の観光地を巡ってこの日は観光終了となります。明日はついに日本へ帰る日です。長かったようで短かった2週間。楽しい思い出とともに帰路に着きます。
…のはずだった。。(明日起こる悲劇を、この時はまだ何も知らない)
14日目 ジュネーブ~日本へ
最終日は、日本行きの飛行機に乗るため、ベルンからジュネーブに移動します。帰りもドイツの航空会社「ルフトハンザ航空」で、ジュネーブ空港~フランクフルト空港経由~成田空港で帰ります。
天気は快晴。バス乗り遅れの反省を生かして、空港にも早めに到着!旅の思い出話をしながら、のんびりとボーディングを待ちます。まだ待ちます。ずっと待ちます。
ん?ボーディング…まだか?
私たちより遅い便の飛行機がとっくにボーディングタイムとなっている中、なかなかルフトハンザが呼ばれません。募る嫌な予感。光る電光掲示板。
Lufthansa・・Delay
やっぱり。。窓口へ行くとわらわらと人が詰めかけていました。タコちゃんずも、つたない英語で話しかけてみます。
やぁ、どうしたんだい。
いや、おたくの飛行機が遅延して困っとるんじゃ…
乗る予定の飛行機遅延してるみたいですが、どのくらい遅延する予定ですか?
フランクフルトで到着3時間後にルフトハンザの乗り換え便に乗る予定です。
大丈夫!あと30分くらいで飛ぶよ!
よかった…!それなら乗り換え間に合いそう。
遅延予定は30分くらいとのことでしたので、何とか乗り換え便には間に合いそうです。騒いでも仕方ないので、おとなしく待ちます。まだ待ちます。ずっと待ちます。ひたすら待ちます。
いつになったら出るんじゃい!!
1時間たっても、2時間たっても、ボーディングタイムになりません。煌々と輝くDelayの文字が憎らしくてたまりません。たまらなく係員さんに聞きに行きます。
飛行機どうなってる?
大丈夫!あと30分くらいで飛ぶよ!
うん、さっきも同じこと言ってた。もうだまされないぞ。
ほんとに?もし乗り換え間に合わなかったらどうしたらいい?
大丈夫!あと30分くらいで飛ぶよ!!けど間に合わなかったら新しいチケットとってあげるから心配しないで!もちろんタダだよ♡
・・・。
ちなみになんで遅れてるの?
メカニカ…(ハッ) サンダーストーム♡
・・・・・。
繰り返しますが、天気は快晴です。もちろんドイツの天気も快晴。
これは完全にメカニカルトラブルですね。
まぁでも受付の人が悪いわけじゃないですからね!「お前の頭にサンダーストーム落とすぞ♡」なんて、受付の人に言ってもただのクレーマーになってしまうので、頭の中だけにしておとなしく待ちます。結局飛行機のボーディングが始まったのは、2時間半近くたってからでした。
飛び立った飛行機がフランクフルト空港に到着したのは、乗り換え便の出発40分前。電光掲示板を確認すると…。
Lufthansa・・Boading
出発ゲートまで爆走です!重い荷物を抱えて全力疾走し、出国審査を受けて出国、なんとか搭乗ゲートに到着です。さぁ、電光掲示板を確認すると…
Lufthansa・・DEPARTURE
あ、終わった。しかも出国審査受けちゃった…。
とにかくルフトハンザの窓口に行かなくてはならないのですが、その前に出国を取り消してもらう必要があります。恐る恐る出国審査の窓口へ。
おい、待て。貴様らなに戻ろうとしてやがる。
やばい、出国審査の人めちゃ怖い。
いや、飛行機、乗れなくて。。あの、。。
怪しげな奴らめ。警備員を呼ぶからそこにいろ。
ショットガンみたいな、一撃死間違いない武器持った屈強な男性登場。
ビビりまくるタコちゃんず。警備員室へと連行されるタコちゃんず。
日本大使館の電話番号メモっとけばよかった…。なんてことを考えながらトボトボついて歩いていると、ここで神が降臨します。
その人たちたぶん、doia;aosigahosfiagio;(流ちょうな英語すぎて聞き取れない)
どうやら私たちと同じ便に乗っていて、同じ目にあった日本人の方がたまたま居合わせて、事情を説明してくれたようです。心なしか後光がさして見える。
なんだ、だったらそう言えよ。もういい、行け。
話聞く気もなかったくせに。頭にサンダーストーム落とすぞ。
大変だったね。よかったら振替チケットとるところまで一緒に行く?
後光が四方八方からさしまくって見えます。ご厚意に甘えて一緒にカウンターまで行ってもらいました。ルフトハンザのカウンターは、同じく振替便に乗れなかった人であふれていて、1時間近く待ちました。(その間、ペットボトルの水とスナック菓子が支給されました)この時点で時刻はAM1:00。当然その日の便はもうないので、その日はルフトハンザがホテルをとってくれ、翌日以降の便のチケットを渡されます。
チケット:2日後のエアチャイナ便
ちょっとまてーい。2日後ってどういうこと!?フランクフルトにあと2泊するってこと!?
ちなみに一緒に行ってもらった方のチケットは、翌日のANA直行便。なんだこの差は。
とりあえず振替チケットの変更交渉は明日の朝一にカウンターに行くとして、この日はもう遅いのでホテルに向かって寝ます。(実はこの時泊まったホテルが、この旅行で一番豪華なホテルでした!笑)
まさかの15日目 ジュネーブ~日本へ(再)
本日も天気は快晴。朝一番でルフトハンザの窓口に向かい、チケット変更の交渉をします。
調子はどうだい?要件はわからないけど、きっと力になれると思うよ♡
昨日、遅延による乗り換えミスで代替チケットとってもらったんだけど、これもっと早い便にできない?
なんだ、そんなことか!もちろんできるよ♡今日のAMに出るフランクフルト~イギリス経由~成田行きのルフトハンザ便はどう??
今日の午前便!?OK!!ありがとう!
よかった!今日の午前便がとれた!!
ん…?いや、ちょっと待って。これ、イギリスで20時間くらい乗り換え待ちあるぞ…?
これも変えてもらうか悩みましたが、調べたところイギリスも快晴だったこともあり、ついでにイギリス観光すればいっか♡となりました。日本への到着は予定より2日遅れてしまいますが、仕方ありません。割り切って3か国目、楽しんじゃいましょう♪
急いで空港から行けるイギリスの観光地を調べながら搭乗時間を待ちます。まだ待ちます。ずっと待ちます。ひたすら待ちます。おい…まさか…?
Lufthansa・・Canceled
嘘だろ…?混乱する頭で三度窓口へと向かいます。
やぁ、イギリス行きはサンダーストームで欠航になったんだ!残念だね!
再度繰り返しますが、ドイツもイギリスも快晴です。タコちゃんずの心の中だけが、強烈なサンダーストーム状態です。
でも君たちはスーパーラッキーだね♡なんと今日の夕方、日本への直行便があるよ!飛行機はもちろんルフトハンザさ!
ブチっっ!!
No Lufthansa !!!Please another one!!!
…。あっそ。じゃあこれね。
チケット:明日のエアチャイナ便(上海で36時間乗り換え待ち)
…やっぱルフトハンザで。
ほら見ろ。やっぱりルフトハンザじゃないか。ほらよ。
くらえ、サンダーストーム!!
仕方ないので、夕方のルフトハンザの直行便をとってもらいました。もう不安しかありませんが、唯一の救いが、今度の便はどうやらANAとの共同運航便。少しだけ希望が見えます。
夕方までやることもない、空いている席もない、という辛い辛い時間を過ごし、何とか搭乗予定時間に。ひやひやしながら電光掲示板を確認すると…。
Lufthansa・・Boading
ハイタッチで喜ぶタコちゃんず。夢にまで見た定時搭乗開始です。搭乗の列に並んでいると、昨日降臨された神がANAの列に並んでいるのが見えます。(最初から私たちにもこのチケットくれてたら…)そんな気持ちを押し殺し、何とか搭乗できました。
飛行機自体は何事もなく飛行し、計画から遅れること1日、無事(?)日本にたどり着きました!
(今回のトラブルで、会社が始まるまでに1日余裕をもって帰ってくる予定が、前日の深夜着になってしまいました)
反省点としてはやはり、
ルフトハンザには乗らない。
これに尽きます。実際、スイスの空港でもドイツの空港でも、電光掲示板はルフトハンザ便だけやたら遅延と欠航が目立っていました。
以上がドイツ・スイスの旅行記となります!初海外にして、最大の波乱万丈な旅路で、反省点もいっぱいありました。ぜひこの記事を読んでくださった皆さんはお気を付けください。笑
各スポットの詳細な観光情報は、また別の記事で紹介していきますので、そちらもぜひご覧ください😊
ドイツ・スイス旅行記のドイツ編
ドイツ・スイス旅行記のドイツ編も記事にしています!今回の記事と合わせてぜひご覧ください😊
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